|
ちょっと一服、サンディエゴ・トーク
(jsdgtalk_a.htm)
更新 : 2000 年 9月 23日
アメリカに長く住めば住むほど慣れて、昔の新鮮な驚きを忘れてしまう。 先日あるホームページを
見たら、ほんのチョットした事もこんなに新鮮なんだナーと感動し「そんなチョットした事を書いてみよう」
と思いたって始めました。
| ハミング・バード、蜂鳥 | イェロー・ジャケット、蜂 | 電気代 |
| カリフォルニア・ワイン | 猛暑 | 7月4日、独立記念日 |
| SUV、その2 | SUV | メモリアル・デー | バリア・フリー |
| サンディエゴの5月 | イースター | 英語感覚、日本語感覚 | | セント・パトリックス・デー | ビル・ゲイツ |
| スキー | 冬のサンディエゴ | サンディエゴの正月 |
| ケーブル・モデム | 感謝祭 | ハロウィーン | サンタ・アナ |
| 歯が痛くなって | サンディエゴの市内交通 | メニュー選び |
| 水 | 野生小動物 | インターネット | 旅行 | 結婚式 |
| 日本食 | 住宅とハイウェー | 車のスピード | 測定単位 |
サンディエゴの正月 (12月 31日)
明けまして、おめでとうございます。今年は又、当地のサンディエゴで正月を迎えますので、どんな正月かお教えしましょう。
今年、日本の大部分の地方の正月と最も違う所は、サンディエゴの天候です。今、日中21,2度にはなる快晴で、半袖シャツで「明けまして、おめでとう」になりそう。クリスマスが終わった後の休みなので、一般的に開放感があって、ニューイヤーズ・イブはばか騒ぎになり勝ちです。
クリスチャンではない日本人(私)は、やはり正月の方がフィットするというか、正月の気分を出したいと強く思います。幸いにもサンディエゴには日系のヤオハン(名前が変わって、「みつわ」になった)やニジヤ・マーケットがあるし、韓国や中国、あるいは
東南アジア系のマーケットがあるので、正月用の食材を揃えるにはあまり苦労はしません。もっと楽をしようと思えば、「おせち」を予約して取りに行くだけ。本人はゴルフに行ったり、ピクニックをしたり、小旅行をしたり、十分余暇を楽しんだ後に、おせちを取りに行くだけ。
それでも12月30日や31日は、「みつわ」マーケットは黒山の人出で、アメ横市も顔負けでした。それだけ日本人も増えたし、多分いつもは里帰りしていたのに、今年は「Y2K問題」で自宅で過ごす人達が増えたのかも。
もう日本ではだいぶ興味も薄れて来たようですが、まだ紅白歌合戦を見ていますか?サンディエゴに居てもみたい人は日本と同時に見る事が出来ます。NHKでサテライトを使ったサービスをしていますから、それを見る訳です。
もちろんアンテナと受信機を取り付けなくてはだめですが。
最近、サンディエゴから車で3時間位の所にあるパームスプリングに、日本人の経営する「賀城園温泉、Sun Set Inn」が日本風に裸になって温泉に入れる個室のある新館をオープンしたので、ゴルフをしながらそこに泊りに行ってもいいでしょう。
一つだけない物は神社。でも本願寺の支寺が有るくらいだから、どこかの神社が支社をだすかも知れない。こうなったらもう日本そのもので、かえって変かな。新年も良い年でありますように。
トップに戻る。
ケーブル・モデム (12月12日)
7月頃インターネットについて少し書きましたが、最近その時にふれたケーブル・モデムを購入しました。インターネットでアクセスしてこの記事を読んでいる読者の皆さんは、多かれ少なかれ、インターネットで開くウィンドウ
が遅すぎてイライラさせれた経験があるはずです。私のホームページの中にも多くの写真を大型サイズで入れていますから、さっき経験されたかもしれませんね。
電話線接続では今の所、コマーシャルで手に入る「56K」モデムが大勢ですが、実質56K BPSでは伝送できず、40K
から45K BPSがせいぜいです。今回入れたケーブル・モデムはケーブル・テレビのコアキシャル・ケーブルに直接モデムを接続して、そこからイサーネット・カードを経由して PC に接続します。したがって、テレビもインターネットも同時に使えます。
すなわち、インターネットは24時間接続のしっぱなしという事です。
費用はモデムとイサーネット・カードの購入と取り付けに99ドル、そして月額45ドルの支払いです。モデムの取り付けは申し込んでから1週間目に行われて、使い始めてから1,2回信号が途切れる事があった以外は順調に動いています。
速さは3500K BPS 位を言っていますが、そんなに速い実体験はまだありません。なんとなれば、ケーブル・モデムを使ってはじめて実体験として良く分かりましたが、インターネットは伝送路だけで成り立っているのではなくサーバーが入っているという事、
そしてサーバーはタイム・シェアーをしながら通信しているという事です。どのサイトに接続するかによってこの差が明瞭になり、今の所ダウンロードでの平均で1800K BPSと表示されたのが最高速度です。
FTPを使うファイルの転送ではその威力を楽しんでいます。最近の無料更新してくれるヴィールス検出プログラム、インターネット・ブラウザー、音楽配信ブラウザーなど、二桁メガバイト級をダウンロードするスピードを体験すると、入れて良かったと思っています。
普通2時間もかかるのが数分ですからね。
トップに戻る。
感謝祭 (11月25日)
サンクス・ギヴィング・デー、感謝祭の11月25日はアメリカ中が休みになり、ターキー(七面鳥)やハムを料理して家族中でお祝いをする楽しい日です。テレビではフットボールが盛り上がるシーズンなので、
美味しい料理をたらふく食べて、ビール片手にテレビの前に陣取り応援合戦を繰り広げる家(男達?)が多いようです。
感謝祭はアメリカにメイフラワー号で最初に移住して来たピルグリム(清教徒)が新天地に安住の地を設け、やっと生活の安定を手にしたその心で神に感謝し、地もとのインディアン達にもご馳走をふるまったことが
その起源といわれています。
この時ばかりは家族で親戚を訪ねたり実家に帰ったり、そのため飛行場や高速道路の混雑といったらありません。前日は前日で、買い物に出たりする人達も通常の比ではありませんから、道路という道路は車の数珠つなぎ。
会社も早めにしまって帰宅を急ぐ人達も同時に重なって、その渋滞に巻き込まれたら大変。イライラを通り越して、世の中によくもこんなに車があるものぞという感嘆の声しか出ません。
日本で言う「Uターン」ラッシュのようですね。
冷凍のターキーなどは早くからスーパーに山と積まれ、突き合わせのクランベリーやサツマイモ、デザートのピーカン・パイは必需品ですから早くから仕入れておきます。昔はこれ全部手ずくりだったから大変だったでしょうね。
今年もハローウィーン頃から始まって、感謝祭、クリスマス、新年へと続くホリデー・シズンがめぐってきました。商店街では感謝祭前後の売り上げが大きな話題であり、クリスマスにかけて今年が成功の年になるかかどうかの
占い時期でもあります。今年はかなり良さそうだというニュースです。
Happy Holidays to you all!
トップに戻る。
ハロウィーン (10月31日)
今夜はハロウィーン。夕方暗くなるのを待ちかねていたように、お化けや魔女や、おもいおもいの仮装をした大勢の子供達がつぎからつぎに玄関をノックしては、口々に「トリック・オア・トリート」と呼ばわる。家では
キャンディーを用意しておいて、訪れる子供達に与えると、「サンキュー、ハッピー・ハロウィーン」といって飛び出す。子供達にとっては楽しい夜更かし。キャンディーをバスケット一杯集めて、その夜の収穫を自慢し合う。
ハロウィーンは昔から伝わる季節の一こまで、子供達には待ち遠しい一夜。もともとはイギリスやフランスあたりに住んでいたケルト族の大晦日。ケルト族の新年は11月1日だったのです。
その後色々な宗教的な伝統が加わり、10月31日は死者の霊が蘇る日とされ、ホラー的な考えも加わり、今日の様なお化けや魔女のコスチュームを着るように成ったようです。
職場でもハロウィーンの日はコスチュームを着けて、魔女やお化けやドラキュウラや、それこそいろんな恐ろしい格好をした連中が闊歩するという、たまげた一日になります。
昔、子供だったころの懐かしさが忘れられなくて、といった一日です。社内の仮装コンテストで入賞したといっては大喜び。仕事になんかなりませんよ。
この時期は収穫の季節なので、カボチャの中をくりぬいて外側に三角の目や鼻をうがち、曲がった口をくりぬいて、おそろしげな顔に仕上げて玄関に出しておく。また中にローソクをともして、
もっと不気味な顔に仕上げる。これを、ジャック・オ・ランターンと呼んで、どこの家でも作るので、スーパーではカボチャが飛ぶように売れます。
筆者は日本で育ったのでハロウィーンの経験はありませんが、訪れる子供達の楽しげな顔を見るにつけ、たぶんクリスマスの次に楽しいような、と思います。
トップに戻る。
サンタ・アナ (10月2日)
サンディエゴは普通、海からの風が内陸部に向かってふく西風で、海岸から30Kmくらい離れてもまだずいぶん涼しい。
ところが地球の上空、平均10,000mの高度にある偏西風、ジェット気流の気まぐれ蛇行で気圧配置が変わり、突然、
内陸部からの強い東風に変わると、暑く熱した砂漠の熱波がドッと押し寄せてきて、地上の楽園が瞬時に一変してしまう。
こうなると、海岸部でも相対湿度はほとんどゼロになり、心地よかった24,5度の気温が一気に32,3度まで跳ね上がり、
方々で芝火事が起こったりして非常に危険な状況になる。これを「サンタ・アナ」現象と呼んで自然の厳しい
気まぐれにじっと耐えねばならない。
この「サンタ・アナ」が三日前から始まり、今日は少し気温が下がったものの、9月末から10月になって今年一番の暑さの記録が出た。
「サンタ・アナ」は冬にもっと頻繁に発生して、自然発火した炎が山や谷を走り、高級住宅地も焼き尽くし、大きな被害をもたらすことがよくある。
市の条例で、原野につながる住宅地では、20mくらい離れた所まで草を刈り潅木などもきれいに切って、防火帯を作って
おかねばならない。我が家の裏庭もこんな原野に面しているので、防火帯ができている。地域の住民でお金を出し合って
業者と契約し、定期的に手入れをおこたらない。
トップに戻る。
歯が痛くなって (8月22日)
木曜日の夕方から突然顔の右側がはれだして、歯も痛くなってきた。こんな経験は初めてだ。年に2回は定期的にデンティストに通って
歯垢を取り、チェックしているから虫歯になっていないはずなのにどうしたのだろう。とにかく金曜日の朝、歯医者に電話すると無情にも
録音テープが回って、「ウィークエンドは休みです。緊急の方は次の番号に掛け直してください。」を繰り返す。なに?歯医者は金曜日から
ウィークエンドが始まるのか!
とにかく緊急電話をするとすぐ返答があって、これからビーチに行くんだが8時半にくれば見てあげよう。
早速見てもらうと、これは歯根先端部が化膿しているからルーツ・カナルをする必要がある。すぐエンドドンティスト(歯根専門医)を紹介
するから行きなさい。
金曜日でも交代で開いているこのエンドドンティストは最新兵器を備えていて、レントゲンで撮った写真が即刻目の前のコンピューターの
ディスプレーに大写しに出て、素人にも歯根の先端部が黒く写って化膿しているのがはっきり分かった。
ルーツ・カナルというのは、歯の上から化膿している歯根部に向かってドリルで歯の中に細い穴を開けて、化膿止め処置の後また穴を埋め戻す歯科医療技術。
これは親から貰った貴重な歯を抜かなくてのすむので大助かり。手術の翌日は土曜日にもかかわらず、歯医者の方から自宅に電話してきて容体を
聞き、異常が出ていないかを確かめた。このやり方には大変感謝した。
このようにアメリカの歯科医は細かく専門化していて、このエンドドンティスト(歯根専門医)のほかに、ぺリオドンティスト(歯周専門医)、
フェイシャル・デンタル・サージェン(複雑な手術専門医)、コスメチック・デンティストやオーソドンティスト(矯正歯科医)、その他色々に分化しているから、
少し複雑化してくるとあちこちに行く必要がある。専門医だから一方で安心できるが一方で面倒くさい。でも、2,3日ではれもひいて、痛みも
なくなって見ると、専門医に掛かってよかったと思う。
トップに戻る。
サンディエゴの市内交通 (8月10日)
日頃あまり気にしていなかったけれど、このホームページを出して、いろいろと多くの人達から質問されて、サンディエゴの市内交通
についてほとんど知らないことにハッと気付かされた。毎日使うのは他ならぬ自分の車で、誰に気兼ねするのでもなく何を待つのでも
なく、勝手気ままに運転しまわって、何の不自由も感じなかったのだから当然と言えば当然だった。
これはちょうどいい機会と、さっそく調べに出かけました。サンディエゴに住む 2,800,000 人の人々の足を確保するのみならず、多く
の観光客もさばくだけのシステムがありました。もちろん住民のほとんどは自分で運転しますから、やはり観光に訪れた人達と、空港、大学、
病院、ショッピング・センターへの運行が充実しています。もちろん朝夕の通勤も考慮はされているようですが、四方八方へというわ
けには行きません。
基本は、トロリー(電車)とバスです。このほかにアムトラック(列車)がサンディエゴを基点に、ロスやサンフランシスコ方面に
伸びていますが、市内交通からは除外します。このトロリーとバスは都市交通開発局(Metropolitan Transit Development Board (MTDB))が中心になった、
チュラビスタ交通、ナショナルシティー交通、サンディエゴ郡交通、サンディエゴ交通、サンディエゴ・トロリーの共同運行で、ダウウンタウン
やオールドタウンを中心に方々に伸びて、バスだけで毎日127ルートの運転が行われています。運賃は距離が基本ですが、片道
1ドルから3ドル程度で、こんなに遠くまでと思う所まで行けます。もちろん乗り継ぎがあり、少し回り道するために時間はたっぷり必要ですが。
今、交通のページの新設を考えていますが、すぐ知りたい人は、英語ですが、サンディエゴ交通局
のウェブサイトを見て下さい。
トップに戻る。
メニュー選び (7月31日)
初めてアメリカに来たころは興味深々、何でも見てみよう、体験してみようとたいそう張り切った。レストランも大きいところや小さいところ、イタリヤ、メキシコ、ギリシャ、フランス、ドイツ、
中華、韓国、中東、和食、その他いろいろ試しに歩いた。美味しいものを食べたいと張り切って席についても、和食をのぞいて必ず乗り越えねばならない一つの困難?が待ち構えている。この困難を楽しみと感じる
日本人がいるなら、素晴らしい国際人として敬意を表します。ヨーロッパ系のレストランで特にそうです。
まずうやうやしく女性からさきにメニューを手渡されて開いてみると、少なくとも10種類くらいの料理名を書いた項目が並んでいて、その下に一段小さい活字でその料理の説明と付け合わせのチョイスがズラッと
書いてある。これが第一の難関。いまでもあまり語彙がないから何を説明しているのかさっぱり分からない。英語ならまだ少しは分かっても、ちょっときどったイタリヤやフランチレストランでは、イタリヤ語や
フランス語でかいてあったりするから全然分からない。我が国語を理解しない連中はこの料理をあじわう資格無し、とでも言っているように見えてがっかり。そのうえ、さらにきどってイタリックに飾り立てた活字
を使ってあったりしたら、薄暗いランプの下で少し老眼も出てきた気配を感じながら一生懸命目を凝らすだけで、もう食欲減退におちいってしまう。もうかなわないと、ウェイターを呼んで説明をしてもらう。
おぼろげながらパスタか肉か魚かやっと分かって、さてこれにしますと指差すと、そのとたん、ウェイターの質問が堰を切って飛び出す。これが第二の難関。たとえば、肉はレヤー、ミディアム、ウエルダンの
三種類の焼き方があるが、今ではもう知っているからその質問をされても恐くはない。次に付け合わせは? エッと、そんなこと書いてあったの? ではポテト。バターをのせますか?、生クリームですか?、
グリーンオニオンは? めんどうくさい、全部のせて。ではサラダは何にしますか?、ガーデンサラダ?、コールスロー?、それともシーザーズサラダ? ウーン、ガーデンサラダください。ドレッシングは?、
ハウスドレッシング?、サウザンドアイランド?、フレンチ?、イタリアン? そんなにあるの。最初に言ったのをください。フー大変。
トップに戻る。
水 (7月30日)
サンディエゴの水道水は500マイル(800キロメートル)も離れたコロラド川から長い旅をしてやってくる。北部やロッキー山脈の山間部を除いて、カリフォルニア州のほとんどの地域が
コロラド川に依存しているといってもいいだろう。この水は飲み水に限らず、灌漑用水としても大量に使われているが、州内のいたるところにアクア・ダクトと呼ばれる大規模な人口の川が設備
されていて、コロラド川で取水された後、州全体に配水されている。そして各地域にはリザボーと呼ばれる大規模な貯水池がいくつも配置されていて、一時貯水された後水道水として
処理をされ、各家庭に配水される。サンディエゴは気候が良くきれいな海があって素晴らしいが、飲み水だけはいただけないネといわれるが、ここに原因がある。
水道管にフィルターを付けたり、浄水装置をつけたりして飲み水としている家庭が多いし、また、アロー・ヘッドとかスパークレッツとかロッキー・マウンテンとかという飲み水専門の
配送業者が、定期的に各家庭をまわって20リットル入りのビンを届けに来る。
町の中、公園、住宅地や工業地帯にいたるまで、きれいに手入れされた芝生や花壇、きれいに刈り込まれた木々が青々と茂っているが、それら全てにスプリンクラーがつけられて朝夕水を
撒いている。家にあるプールも夏の間は1日1cmは水が蒸発するから、こまめに水を追加しなければならない。この水が止まるとたちまちにして花は枯れ、草はしおれ木は立ち枯れになる。そして
確実にサバクや荒れ地に戻るだろう。
トップに戻る。
野生小動物 (7月18日)
南カリフォルニアの原野は常に乾燥して、暑さと乾燥に強い背の低い潅木や、名も知れない草がまばらに生えているのみで、いったいこんな所に動物なんかが住めるのだろうか
というように見える。今住んでいる家もいわゆる住宅地にあり、何百軒もの住宅が建ち並び、車が夜遅くまで通るいわゆる人間
の住む地域にあるが、裏庭は幸運にもそんな原野につながっている。
良く注意して見ていると、こんな原野にもかなりの数の野生小動物がしっかりと生きて
いる。我が家の石の陰に住む野ねずみ、いつもこっそりと桃の実を採りに来るリス、犬の食べ残したドッグフードを夜しっけい
しにくるスカンク、せっかく奇麗に伸びた庭の芝生をいつのまにか虎刈り状に食べてしまう野兔、夜ノソノソとぼけ顔で出てくるオポッサム、そして、
家の壁を苦もなく垂直に昇り降りするトカゲ。こんなにいっぱいいる小動物をえさにしているコヨーテ、そして注意深くてごくまれにしか
姿を見せない野生のシカ。すべてのいきもの達が、こんなに生活条件が厳しく見える中にも適応している姿に、本当に感心させられる。
スカンクには時々手をやくことがある。一発、プーとやられるといつまでも消えないその臭さといったら例えようもない。いつだったか、
ドッグフードを狙って裏庭に押し入り犬に見つかったらしく、けたたましく吠える声に目を覚ますと、なにやらプスーッという低い音がした
と思うまもなく、寝室のある二階にまでものすごい臭いが忍び入ってきた。戸を開けるわけにもいかず、匂いが消えるのをひたすら待つのみ。いや、
これには本当にまいりました。以後ドッグフードは必ずかたずけてしまうことにしている。
注意深くて神経質と思われるシカにも、思いがけない冒険心?があることに驚く。夜ユーカリの林の中を通る道を運転していると、突然シカが
飛び出して来る。数年に一度はこの道でシカの轢死体を見るし、自分でも数回車の前をジャンプしながら横切られたことがある。驚いて飛び出すのか、ヘッドライト
に目がくらんで飛び出すのか分からないが、まともに衝突したら大きな事故にもなりかねない。こんなところには、シカがジャンプしている
道路標識が出ていて、ドライバーに注意を促している。
トップに戻る。
インターネット (7月3日)
今、世界中でインターネットがブームになっていますが、昔の小規模
ネットワークやヨーロッパ CERN のネットワークから始まって、アメリカで大衆を巻き込んだ大規模インターネット・ビジネスが始まるまである程度時間がかかりました。でも、いったん始まるや
ものすごい勢いで拡大し、より早い PC と高速モデムの普及で更に加速していますね。インターネットはデーターのやり取りの能力がキー・ポイントだから、
ケーブル、ISDN、DSL、サテライトなど通常の電話回線の能力をはるかにしのぐ新技術が急速に普及し始めていて、すごく楽しみです。
西海岸、特にカリフォルニア州は
それらの新技術を試す格好の地域と見えて、我が家にも去年の内に早々と電話会社が光ケーブルを引いて、何時でも需要に応えられる様にしていきました。今の所
まだ高いし、どのやり方が本当に普及するのか定かでないので 56K モデムのままですが、ダウンロードする時間が待ち遠しくて、そろそろ本気で導入を
考えようとしています。
私は AOL に加入していますが、使用料は使い放題で月々 $21.95、電話代はローカル・コールで AOLnet につなげるので
基本料金以外は何時間使っても必要なし。この電話代も特にインターネット用に入れたわけではなく、インターネットに関してはゼロと同じ。
このようなわけで、インターネットに夢中になって電話線を3,4時間も独占していると、外からかかってきた電話が分からないと文句を言われて、いつも頭を下げているのでだんだんと
背がちぢんで来たような気持ちがする。
トップに戻る。
旅行 (6月26日)
西海岸にあるサンディエゴから東海岸のボストン郊外まで一週間ほど旅行する
機会がありました。この直線距離はざっと 2,700 マイル (4,300 km) ほどで、合衆国の南西の端から北東の端まで、ちょうど対角線を行く旅です。6月下旬
から7月上旬は独立記念日をはさんで、11月のサンクスギヴィングと12月のクリスマス・ホリデーと共に、最も忙しい旅行シーズンですが、その直前をか
すめる旅でした。
いつもは背広にネクタイ姿のビジネスマンが多いはずのエアポートも、もうその旅行シーズンを先取りしたかのように、スポーツシャツや
ティーシャツにジーパン姿のカップルや家族がほとんどで、ビジネスマンは肩身が狭そうに、羨ましそうにひっそりしているほどです。こんなシーズンに
休暇も取れずにアセ流してビジネス・トリップとは、と声が聞こえるほど。
飛行機で旅して何時も感じるのはアメリカ人はユッタリ、日本人はセカセカ、これを
いつも改めて感じます。
例えば、搭乗時間が来て飛行機内に乗客を誘導する手順。日本式は余り明確な案内のアナウンスもなく、係員が搭乗口のゲートを
開けるや否や、乗客全員がワット押し寄せて整列も、順番待ちも、ましてや譲り合いなどあったものではない。これは一体なんだろうといつも思います。アメリカ式は
明確なアナウンスがあり、搭乗手順を説明する。ほとんどの場合、子供ずれや年寄り、障害があって時間を必要とする人達を先に乗せる。次に、飛行機の一番奥の
席から順にグループに分けて乗せて行く。それを無視して先に乗ろうとしても次のアナウンスで搭乗する順番が来るまで待つようにいわれる。見ていても
すっきりして、良い気持ちでいられる。この差は一体なんだろうかと、いつも思います。
トップに戻る。
結婚式 (6月12日)
今年はしばらくぶりで日本での結婚式に参列して、神前での
誓いの儀式は昔と少しも変わってはいなかったけれど、披露宴はだいぶ新しさを感じました。昔はまだ本人の結婚披露宴なのか、親や親戚の披露宴なのか
分からない所が多分にあったけれど、今回はかなり違うなーと思いました。新郎新婦がホストで参加者が楽しむという、近代化されたというか新しい
若者風というか、すっきりしていて、なるほどと納得する所がありました。
サンディエゴでは何度もこちらの結婚式に出席しましたが、天候の関係か屋外での式が非常に多いです。例えば植物園でとか、公園でとか、ホテルの
中庭でとか、浜辺でとか。こういったやり方はユニークで印象深いし、費用の面でも安上がりですね。誓いの儀式にはもちろん神父が呼ばれて結婚式を
執り行うわけですが、祭壇を設け、それなりの威厳を演出するわけです。参加者は折り畳み椅子に腰掛けて式の進行を見守ります。新郎の待つ祭壇まで
父親に手を取られて新婦が静々と歩み出て、いよいよ自分の可愛い娘をこの男に取られるのかといった顔つきの父親はかわいそうですが、まあ、娘の幸せ
の為には我慢しかないようですね。俺はこんな男に娘をやる為に苦労してきたんじゃないぞって声が聞こえて来るようですが。こういうのを見る
と、ああ、自分もこうやって女房を分捕ったのかってね。
ところでサンディエゴは4月以降、雨はほとんど降らなくなりますから外で結婚式を挙げる予定を立てても余り心配しなくてもいいようです。浜辺を散歩
していて時々こういった結婚式に出会うと、足を止めて参列者の一員になったり、本当に楽しいですね。
トップに戻る。
日本食 (6月6日)
サンディエゴには日本食材を売る日系の店が二軒あり、一つはニジヤ・マーケット、もう一つはヤオハンである。
ニジヤの方が古くから有り、5,6年前にヤオハンが進出してきた。両方とも日本によくある食品マーケットと非常に似ていて、中に入ると日本に居るのかと錯覚するくらいである。
これらが出来る前はさぞ不自由だったろうと思われるが、そこはよくしたもので需要がある所には必ず供給が出来るのとうり、中華系や韓国系の日本と似た食文化をもつ食品
マーケットがそれに代わっていた。日本の会社が大勢の派遣社員を駐在させるようになる前は、ウーチーチャンとゆう名前の中華系食材店がダウンタウンにあり非常に繁盛していた。
そして駐在社員が増え、需要がコンボイ通り周辺に集まると韓国系が繁盛し始め、ウーチーチャンもその需要を追ってコンボイ通りに移転したほどである。
私は日本食材も、中華も、韓国も、味覚にぴったりの物を嗜好にまかせて買う事にしているので、選択肢の多さを喜んでいる。そのためか、時として国際線の飛行機
に乗ると、中国からの人には中国語で、韓国からの人には韓国語で話しかれられるほど、日本人ばなれした美男子を誇っている。
昔の食材料はそのほとんどが日本から輸入されたものであったが、最近はその比率が完全に逆転している。特に新鮮野菜類はほぼ100%が現地産
で、根菜類の比較的保存の利く物が輸入されているくらいであろう。輸入物もあるが、みそ、醤油、米、酒などは現地産でなんの
不足も無い。豆腐も、うどんも現地産。食材文化もこれほど現地に根を張ると、本当に美味しい物もだんだんと出てくる事になる。あるブランドのうどんは、歯ごたえがあって味が良くて、
こんなのは日本に出しても負けないだろうと思う物まで手に入り、その味わいを楽しんでいる。
トップに戻る。
住宅とハイウェー (5月28日)
サンディエゴは今、ハイテク産業といわれるバイオ、医療、通信といった新しい産業が
それまでの航空機、造船に急速に取って代わり、アメリカ経済の好調さに支えられて、人口が急増しています。当然多くの人達が家族を連れて
よその土地から移ってくるので住む家が要りますね。その需要をねらって住宅の新築ブームが起きて、今まで原野だったり、牧場だったり、丘だったりした場所が
それこそ「一夜の内に」といった形容のごとく続々と住宅地に変わっています。 家が出来て住み着いた人達は仕事に行きますが、ハイウェーに続く道やハイウェーそのものは今までの
ままですから、車の渋滞が定期的に起きます。普段ならスイスイ通れる道も朝7時頃から8時半頃までは車の数珠つなぎ。夕方4時から6時頃までおなじ。
北から来るハイウェーも南からのも渋滞で重態。インフラの遅れにイライラはつのるばかり。
交通局も黙ってみているわけでもないけどそのスピードに追いつけないのが現状。どんな手を打っているか、これが非常にユニークでこのコラムにうってつけの話題です。
まず、高速道路自体がなるべくノロノロにならないように入路規制をやります。高速道路の入り口に信号機をつけて、混み具合によって青と赤の時間を調節して
入ってくる車の数を調整します。普通青で1台か2台を入れてすぐ赤にする。しばらくして又青にして入れる。これがコンピューターでコントロールされています。
もう一つの工夫は、上り車線と下り車線の間のスペースにもう一車線か二車線作り、上りが混む時はこれを上りの車だけが通れるようにし、下りが混む時は下りの車専用にします。
この専用車線に入るには一台の車に2人以上乗るか、特別料金を払うかしないと使えません。これと似たアイデアで、2人以上乗った車だけが走れる専用ラインを
上り、下りに付けている場所もあります。
この車線に一人乗りで入ると罰金を200ドル以上とられますよ。この規則はほとんどのドライバーが良く守っています。誠に感心です。
トップに戻る。
車のスピード (4月25日)
当然だけれどアメリカを走るすべての車のスピード・メーターの表示は日本製、ヨーロッパ製に限らず km/時ではなく
マイル/時。これが最初ピンとこない。1 マイルは約 1.6 km だけど、脳みそを休めたままスピードメーターだけチラッと見てああ 80 キロかと思って、
まァこんなもんかとリラックスしながら、いやに後ろが騒がしいなー。バックミラーをチラッと見ると、エッ、パトカー!赤い
ルーフ・ライトがチッカチッカ、やられたーと思ってももう手後れ。そーだよなー、80 キロと思ったが実は 128 km/時も出したんじゃあなー。これは友達の嘆き悲し
む声。
私じゃないよ。疑いを抱く人には車保険の金額を教えてもいいです。交通違反をやるとその分保険金が高くなってくるから一目瞭然。
アメリカの高速道路の制限速度は長い間 55マイル/時だったけど、十年くらい前から州によって最高速度制限を 65マイル/時まで
引き上げ始めて、今ではほとんどが危険道路を除いてこのスピードか 75マイル/時までになっている。引き上げる前でもみんなこのくらいで
走ってたんだから当然と言えば当然だけど。制限速度を早くしたから違反者は減るだろーとの御期待に答えられないですみません。私
が謝る必要はないか。世の中には素晴らしく勇敢な挑戦者がたくさん居るものです。
ところで根っからの技術者は測定したり実験したりして事実を確認しないと気が済まない質なもので、危険な
実験に踏み出したんです。それは制限スピードを何マイル超過するとパトカーにパクられる可能性が急増するか?時間をかけた慎重な
実験の結果は、サンディエゴの辺では例えば、制限スピード 65マイル/時のところを 10マイルオーバーの 75マイル/時以上になるとパクられる
危険がものすごく高まる。パトカーは物陰に隠れてレーザー測定しながら獲物を待ったり、実験結果から見ると 75マイル/時の巡航速度で走りながら
レーザー測定したり。
自分ではいつも 72マイル/時にクルーズ・ボタンをセットしてパトカーが来てもそのまま走るけど、今の所安全。
トップに戻る。
測定単位 (4月25日)
時としてアメリカは世界の主みたいな顔をするときがあるけど、測定単位もその一つ。マイル、ヤード、フィート、
インチ、エーカー、ポンド、オンス、ガロン、華氏(ファーレンハイト)等、メートル・キログラムでエンジニヤ教育を受けたものから見ると、よくこれで物が造れるものだ
とただ感心するばかり。良く聞いてみると法律的にはメートル法に移行する決まりになっているらしいけれど、世界の主はゴーイング・マイウェー。
両隣の国、カナダとメキシコはちゃんとメートル法ですよ。
体温が 98度もあってそれでも正常だって?気温が 77度で快適だって?おいおいどーなってんの?
だけど慣れは恐ろしい。天気予報で「今日は快晴で気温 80度でしょう」なんて言われると、ああ快適だってお思うものねー。
12インチが 1フート、
3フィートが 1ヤード、1,760ヤードが 1マイル、みんな端数。メートル・キログラム法では全部きれいに 10で割り切れるんだなー。だけどまてよ、時間
だけはヤード・ポンド法でもメートル・キログラム法でも同じだなー。60秒が 1分、60分が 1時間、24時間が 1日、365日が 1年でこれも端数。なんとかならないか?
でもやっぱり地球は一つで 365日かけて太陽の回りを一回りしている事が基本ならしょうがないか。神様と喧嘩は出来ませんから。
では又。
トップに戻る。
日本語のホームページに戻る
|